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伊那谷南部、天竜川西岸に広がる段丘の町。 水はけのよい扇状地形で野菜や果物などの農業が盛ん。戦国武将たちが信仰した名刹があり、また日本最古の貨幣「富本銭」も発見され、古くから往来・交易の中心地であったことが伺える。近年では天竜川の水資源を活かしたレジャーの振興に力を入れている。 高森町の旧所名跡・観光スポット 瑠璃寺:南信濃屈指の名刹で貴重な寺宝が数多く残り、本尊の木造薬師三尊像は国重要文化財、聖観音立像は県宝に指定。境内の頼朝寄進の地主桜、参道の野ざらし仁王尊、長野冬季オリンピックの閉会式でも演じられた、勇壮な獅子舞が有名。
高森町の名物・特産品 市田柿:家々の軒先に吊るされた「柿すだれ」は、この地方の秋の風物詩。この干柿は「市田柿」と呼ばれ、高森町が発祥地。晩秋の天竜川から昇る濃い霧に包まれ日本一の味ができる。
高森町のゆかりの人・有名人 島岡吉郎(元明治大学野球部監督)
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