ぶうり長野を歩く 陽だまり散歩道
スペースファン


須坂編
趣きのある蔵の町並み 須坂の蔵の町並みをぶらり
若穂綿内編
歴史の街々をつなぐ旧街道をお散歩
諏訪編
県下最大の湖 冬の諏訪湖畔周辺をお散歩
国宝松本城がそびえる城下町をお散歩
真田十万石の城下町松代をお散歩
冬の善光寺界隈をお散歩

信州夜桜散策レポート


県下最大の湖、冬の諏訪湖畔周辺をお散歩

2006年シーズンの幕開け最初の「ぶらり 陽だまり散歩道」は、長野県のほぼ中心に位置する県下最大の湖、諏訪湖畔を散策します。
冬晴れとはいえ「陽だまり‥」にはほど遠い、一年で一番寒いこの時期でも、御神渡り・わかさぎ釣り・温泉・湖畔に点在する個性豊かなミュージアム等々、諏訪湖畔は見どころ充実の面白エリアがいっぱい!



迫力の大注連縄・下社秋宮
まずはJR下諏訪駅から直の「諏訪大社下社秋宮」へ‥。
上社の本宮・前宮、下社の秋宮・春宮の四社で一社を成す諏訪大社は日本最古の神社の一つで、中でもここ下社の秋宮が最も参拝客が多いとの事。  

まず正面に見えてくるのが、神楽殿。
この注連縄(しめなわ)の大きさは見事!さすがは大社?

社殿は幣拝殿を中心に、左右に片拝殿を置く横長の造り。この幣拝殿と神楽殿はともに国の重要文化財。

社殿の左脇に、金の柄杓(ひしゃく)のような物に名前が書かれ奉納されている奇妙な物を発見。
すぐ横の立て札「子安社(こやすしゃ)=お子安さまの呼び名で親しまれている縁結び・安産・子育ての神様で、底を抜いた柄杓は、水が支えず軽く抜けるが如くに楽なお産ができるようにとの願いから…」の解説をを読んで納得。
妊婦さん必見・必願です!

石仏も歓迎 下社春宮
下社秋宮から歩いて10分程「諏訪大社下社春宮」に来ました。
ここ下諏訪町にある諏訪大社下社の秋宮と春宮の間では、御神体が2月1日に春宮へ、8月1日には秋宮に移されるとの事。

境内には秋宮同様に神楽殿と横長の幣拝殿殿が鎮座。同じ絵図面を基に、秋宮とは流派の異なる宮大工が競い合って造った歴史があるそうで、見比べて観るのも一考か…!もちろんこちらも重要文化財。

この春宮のすぐ脇には諏訪湖に流れ込む砥川(とがわ)が流れていて、中央にはこんもりとした林を有する浮島が存在。ここにも鳥居とミニ御柱付のお社があるのはさすが諏訪ならでは。

春宮からこの浮島を渡った向かいの畑の中に有名な「万治の石仏」が鎮座する。
万治3年に春宮の鳥居製作の際、胴体を成す巨石にノミを入れたところ血が流れ出した為、阿弥陀如来を祀った…との伝説を持つ、なんともユーモラスな石仏。
近くにはこの石仏を愛し絶賛した故岡本太郎の碑もみられる。



Copyright (C) StudioSpace2 All Rights Reserved.