ぶうり長野を歩く 陽だまり散歩道
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須坂編
趣きのある蔵の町並み 須坂の蔵の町並みをぶらり
若穂綿内編
歴史の街々をつなぐ旧街道をお散歩
諏訪編
県下最大の湖 冬の諏訪湖畔周辺をお散歩
国宝松本城がそびえる城下町をお散歩
真田十万石の城下町松代をお散歩
冬の善光寺界隈をお散歩

信州夜桜散策レポート


歴史の街々をつなぐ旧街道・若穂綿内

長野市の東部に位置し、歴史の町松代・須坂をつなぐ街道筋に発展した若穂。
綿内は若穂地区の最も北にあり、上信越道・長野ICや主要道路に近い利便性を活かして近年ではベットタウンや、工業団地としての開発も進んでいます。



綿内駅前
綿内駅に降り立ったのはお昼頃。新興住宅地の真新しい家々を背景に、古い小さな木造駅舎がポツンと佇んでいる。

ホームの観光案内板に「温湯温泉/ぬるゆおんせん」の文字を発見。
略地図を見ると東の山際に「温湯」の地籍が有るので行ってみる。


奇岩と祠とお地蔵さん
ぶらぶら歩いて若穂工業団地近くの山裾に辿り着く。
この辺の山際には古い溶岩露頭が多く、大岩・奇岩が人里と山とを隔てている。


山裾の狭い路を辿りながら温湯方面へ向かうと、あちこちの大岩・奇岩の上に古い小さな祠や、お地蔵さんが祭られているのに気が付く。


綿内特産
綿内の特産は「れんこん」だそうです。以前は沼地・湿地が多く、古くかられんこん栽培が盛んだったそう。

温湯の地籍に入ったものの、どこにも案内看板が無い。果樹の剪定作業中のおじさんに訪ねた所、施設移転の為一昨年閉鎖されたとの事。今日のメインイベントだったはずなのに・・・。

新施設は工業団地内に建設中で、本年4月オープン予定。

近くに「温泉スタンド」が有ると聞いたので行ってみた。だれでも無料で「温泉」が汲めるらしい。

ホースから流れ出るのは、鉱物臭の弱い無色透明のお湯。手を浸してみると温度はそれほど高く無い。あぁ、だから「ぬるゆ」なのかな?


花の季節を想いながら
「あじさい寺、蓮台寺」の案内板を見付けたので行ってみる事にする。

道中で歴史の有りそうな神社、諏訪社の前、道の真中に大木が立っているのに行き当たる。佇まいから察するにしだれ桜のようだけど、樹名や「いわれ」をしめす立て札も無い。


雪に埋もれた石階段。
枯れた味わいの鐘楼と、素朴な六地蔵。
蓮台寺山門は近年再建されたらしく、着彩された金剛力士像も鮮やか。
山門を抜けると本堂に向かう長い参道。




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