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冬の善光寺界隈をお散歩

信州夜桜散策レポート


冬の善光寺界隈をお散歩

近年にない大雪で街はどこも雪だらけ。お散歩もついついサボリがち。でもチョット元気を出して歩いてみれば楽しい発見がいっぱい!やっぱりお散歩はなごむな〜。
というわけで今回は長野市のお散歩コースの大本命、善光寺界隈をぶらり。といってもあえて表参道ではなく、一本西側の道をぶらぶらしてみました。



「大門」交差点からスタート
まずは「大門」交差点からスタート。ここは善光寺参拝の玄関口です。ここをまっすぐ上れば仁王門へと続く、石畳の両側に雰囲気のいい建物が並ぶ道ですが、ここはグッとガマンしてあえて左折。西へ向かいます。
道路わきに見つけた「長野電燈発祥の地」の記念碑。「明治31年5月11日 文化の燈ここにともる」と刻まれています。知らなかった〜。ただしそれらしい街灯は周囲にありませんでした。

いつも通る車道からは塀に囲まれて気付かなかったけど、ここにこんなにりっぱなお寺があるなんて…。やっぱり歩くっていいよ。善光寺境内のビッグ2のお寺のひとつ「善光寺大本願」の菩提寺だそうです。
堂々としたカタチの屋根と大きな松、そして真っ白い雪の組み合わせがとってもキレイでした。

静かな道ぞいに、今では珍しい質屋さんがありました。
明るいショーウインドにいろいろな品物が並べてありましたが、これっていわゆる「質流れ品」てやつでしょうか?システムはよく知りませんが…。

善光寺大本願の駐車場入口。りっぱです。



江戸前期から続く伝統の味
一本目の道が交差する角地にあるのが「善光寺外苑 西之門蔵本よしのや」。
いかにも由緒がありそうなりっぱな名前のお店ですが、それもそのはず、善光寺のお上人様にお供して京都よりこの地を訪れた当主が寛永14年に醸造業を創業、以来360年以上にわたって伝統の味を守り続けている、老舗中の老舗なのです。
しかし伝統ある蔵本だと思ってのれんをくぐり、雰囲気あふれる暗いトンネル状のアプローチをくぐればビックリ!そこにはレンガ敷きの明るいパティオが開けているのです。中庭を囲むように並んだ、蔵をおしゃれに生かした建物はそれぞれ、お酒や味噌のお店、うつわのお店、そしてレストランなどになっていて、とても雰囲気のいいアミューズメント空間をつくり出しているのです。
お買い物や食事、さらに清酒工場の見学までできるという、まさにオススメのスポットでした。




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